- 膝を曲げ伸ばしした時に引っかかりを感じる
- 膝に水がたまって腫れている
- 膝に激痛があり歩きにくい
半月板とは膝関節の間に内側と外側に分かれて2枚ある三日月の形をした軟骨組織です。半月板には膝関節の動きをスムーズにするとともに、動きに対して膝関節を安定させ、ランニングやジャンプなどの衝撃を分散させるクッション的な役割があります。
半月板はスポーツ活動中に損傷してしまうことが多く、膝関節を曲げた時に膝より下のひねり動作が加わることで半月板を部分的、または全体的に損傷してしまいます。スポーツ活動中であれば、ジャンプの着地に問題があったり、バスケットボールやサッカーなど急な切り返し動作の時に受傷しやすいです。
また、小児においては生まれつき半月板が三日月ではなく円板状になった円板状半月板が原因で起こることがあります。高齢者では変性を基盤として損傷することがあるので、激しい動きでなくても損傷し将来的に変形性膝関節症につながってしまう場合があります。
半月板損傷の症状として膝に痛みや腫れがあります。また膝を伸ばす時に引っかかるような違和感を伴います。半月板損傷の部位が大きいと膝関節が一定の角度から伸ばすことができないロッキングという症状もみられ、激痛とともに歩くことも困難になります。初期に適切な処置を施さないと慢性化してしまい、膝関節に水や血がたまる水腫や血腫がみられるようになります。
当院での改善方法
半月板損傷の急性期にはRICE処置(R:安静 I:冷却 C:圧迫 E:挙上)を行うことがとても重要になります。痛みや腫れが引いてきたら太ももを中心とした筋力トレーニングを行います。症状がなかなか改善しない場合は外科的治療を行う場合があります。
当院では半月板そのものを綺麗に治すことはできませんが、症状である痛みや腫れが和らぐように筋膜整体やルート治療を行います。場合によってはテーピングを貼付し膝関節を固定します。そして、筋力トレーニングやストレッチ指導も行い痛みが出ない身体づくりを致します。是非当院にご相談ください。